介護

2019年4月 1日 (月)

高齢者とのコミュニケーション法

高齢者とのコミュニケーションの第一歩は、声掛けから始まります。高齢者は、それぞれ人格があり性格も違いますし、時には、認知症の人もおれば、耳が遠い人もおります。<br/><br/>

このため、高齢者の性格や症状を考慮して声掛けの仕方を変える必要があります。そして、いくつもの質問を一度にするのではなく、一つずつ聞ききましょう。その質問の内容は、イエス、ノーで答えられものにします。


また、耳の遠い高齢者に対しては、「ゆっくり」「はっきりした口調」で話し掛けましょう。声のトーンは、努めて低めの声で、程よい距離をとって話しかけるようにすると聞き取りやすくなます。

高齢者と話していると、何度も同じ質問や話をする場合があります。そんな時は、怒ったり、話をさえぎったりせず、根気よく聞いてあげることが大切です。

例え、意味が理解できない事を言われても、否定することなく、聞く姿勢を見せるだけでも、安心感を持ち、心を開いてもらうことができます。

認知症患者や寝たきりの患者で、言葉を使っての意思疎通ができない場合は、ジェスチャーやスキンシップなどで意思を伝達することが出来ます。これを「バリデーション」といいます。

元気な高齢者に対しては、微笑みかけるだけでも気持ちは十分伝わります。また、失語症などで意思疎通が難しい高齢者に対しても、ジェスチャーを交えて話しかけることによって、自分の気持ちを伝えることができます。

介護を受けている高齢者は、人の世話になっているという負い目を持っている人が多いのです。このため、周囲の人の心無い態度や言葉に対しては、簡単に傷ついてしまいます。

高齢者に対しては尊厳を持った態度で接するよう心がけ、本人の気持ちに寄り添った丁寧な声掛けを心がければ、コミュニケーションを円滑に進めることが出来ます。

介護職の就職・転職支援「介護のお仕事」

 

2017年12月21日 (木)

ショートステイの利用について

ショートステイは、介護者が急な予定で数日間介護できなくなった場合、あるいは、介護施設へ入所する前に、自宅以外で生活することに慣れるためなど、希望や状況に合わせて様々な場面で利用できます。

例えば、介護者が冠婚葬祭の場合や旅行など出かけたいとき、介護者自身が体調を崩して介護できなくなったとき、介護者が仕事で忙しく自宅を留守にするとき、介護者が介護疲れで少し休養を必要とするとき、特別養護老人ホームの入居待ちの場合、一人暮らしのため話し相手がいなくて寂しいときなど、介護を受ける側も介護をする側も、介護の負担を軽減することが出来ます。

ショートステイを利用するにあたっての介護保険料の負担額は、介護度、利用日数、施設の種類や部屋の種類、生活や介護サービス内容によって異なります。

また、送迎や食事の管理などを希望する場合は、内容に応じて加算されます。

介護保険制度を利用するショートステイは、人気が高く、1~2ヶ月先まで予約がいっぱいで、なかなか希望通りの時期に利用できないことがあります。


「MC介護のお仕事」

2016年7月29日 (金)

高齢者介護の現状

介護福祉士の資格は1987年(昭和62年)に誕生しました。また、2000年には介護保険制度が出来、財政的裏付けがなされ、それに伴い、介護サービスの分野に、多くの民間業者が参入しております。

少し前までは、自宅で世話をしきれなくなった高齢者は施設に入居し、それ以外の、少し元気な高齢者はデイサービスに通うというのが一般的でした。

しかし、ここ数年、団塊世代が高齢化するに伴い、入居を希望する高齢者に対して、それを受け入れる施設が圧倒的に足りず、どの施設も多数の入居待ちが控えている状態となっております。

これに追い打ちをかけるように、国は在宅介護中心の介護方針に切り替えたため、高齢者の施設に入居するのは益々困難になっております。

その一方で、介護保険の自費負担額が増え、介護度の審査も厳しくなっているため、施設を利用できるのは、重度介護度の高齢者に限られてきております。

こうした条件に該当しない、元気ではあるが、人手を必要とする介護度の低い高齢者は、デイサービスや小規模多機能などの通所施設を一定時間利用し、それ以外の時間は、家族が介護や見守りを行う必要があるため、家族の負担が一層増えてきているのです。

このため、働きに出たくても、家で介護が必要な高齢者がいるため働きに出られないという人も多く、核家族化が進んでいる現在、在宅介護中心の介護の在り方は、かなり無理があるのですが、明確な解決法は未だに出されておりません。

「かいご畑」
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